家つくりは土地選びから始まる!予算や住宅ローンの限度額とライフスタイルの兼ね合いも大事

家つくりの本番は、家の設計を考えていく段階だと思っていませんか。実は、満足度の高い家つくりを実現させるためには、土地選びから本番がスタートしていると考えることが大切です。家の間取りや内装が気に入らないという場合であれば、家が完成した後でもリフォームや模様替えなどで多少の修正はできます。しかし土地の部分は、引越しをしない限り変更ができません。高いお金を払って家つくりをするからこそ、納得のいく土地で生活をスタートさせられるようにしましょう。

では実際に土地を選ぶ上では、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。最初のポイントとなることが、土地に使える予算を決めるという点です。土地に使う予算を決めるためには、住宅ローンの限度額について考える必要があります。月々の返済額や頭金に使える金額、返済期間などの要素によって住宅ローンの限度額は異なります。自分の状況から考えて、どのくらいの金額までローンが組めるのかを最初に確認しましょう。

なおローンの限度額を考えるときには1つ注意の必要なポイントが存在しています。注意点として挙げられる点が、余裕を持った資金計画を立てることです。ライフスタイルの変化などの理由で、収入の減少や出費が増える可能性もあります。収入や出費が変わったときに、ぎりぎりの資金計画を立てていると、対応できずにローンの返済が滞るかもしれません。無理なく返済するためにも余裕を持って資金計画を立てましょう。

ローンの限度額と資金計画を立てたら、その中から家つくりに使う費用と土地の購入のために使う費用に分けます。このとき土地の購入費は、家を建てたいエリアの土地の相場から考えていくことも1つの手です。エリアによって土地の価格相場には違いがあるという点を踏まえて、金額を決めるようにしましょう。

そして土地を購入する場合には、ライフスタイルを考慮することも忘れてはいけません。通勤や通学で電車を使う家族がいる場合、駅から離れていると不便な思いをする可能性があります。また普段の買い物に使うスーパーなどのお店が遠い場合も不便に感じることがあるでしょう。生活の利便性などを考慮した上で、どのようなエリアに土地を購入するのかを検討することが大切です。

また快適な暮らしのためには、土地の日当たりの良さや近隣の家の状況などの確認も必要です。騒音や臭いなどの問題がないか、実際に現地へ行った上で確かめることもポイントの1つになります。